洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第1章 一流 一流と二流を分けるもの】
[勝負強さの原点とは]
・打者側としては、より球種やコースを予測して対応する必要がある。0点か100点か。50点を狙って成果を出せるような、生易しい局面ではない。リスクを背負っても気持ちを乱すことなく、浮かんでは消える迷いを断ち切らないことには好成績は残せない。
・福留は若い頃から、この割り切りに長けたいた。試合終盤のツーアウト満塁、フルカウントからでも、ど真ん中の真っ直ぐを見逃すことがあった。スライダーを狙っていましたと言わんばかりの表情でベンチに戻っていく。
・私自身も現状時代の終盤は「宮本に回せば何とかしてくれる」と言ってもらったことがあった。若い頃んはなかったことで、経験を積むことで割り切ることができるようになっていったからだと思う。
・どんな好打者でも7割は失敗する。だが、失敗を恐れて振ったバットが、好結果をもたらすことはあり得ない。
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