洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第1章 一流 一流と二流を分けるもの】
[洞察 超一流のイチロー流]
・一度スイングをすれば、全てがホームランになるのである。ライトに飛ばせば、上段へ。外角の球が来れば、バックスクリーンへ。悠々とスタンドまで運んでいた。
・ボールを打ちに行く際、投手側に上半身が突っ込まず、体の軸を維持することを野球用語で「壁を作る」という。
上体を開かないことを「壁を作る」という指導者が多いが、これが本当の壁だろう。そもそもこの壁という表現は良くないと考えていて、「回転軸」が一番良い指導用語ではないだと考えている。
・2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではチームメートにもなったが、彼は決して自分のペースを崩すことがなかった。時には、ミーティングよりもストレッチやマシン打撃を優先することもあった。〜チームの中で自分のペースを守ろうとすれば、結果を残さなければ周囲からたたかれるのは分かっている。〜それでも自分のペースを貫き、結果で答えを出し続けるところがイチローの凄さと言える。
ミーティングにどれだけの内容が込められていたのかが伝わってこないが、日本では個人主義は受け入れられない雰囲気はなぜなのでしょうか?私は、個人主義を主とした集団を理想としているので、イチローのような超一流が日本にも増えてくれることを願う。
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