洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第2章 プロ プロフェッショナルの仕事とは】
[洞察 「体験」と「経験」の差が結果を左右する]
・経験の差を補うにはどうすればいいか。話を2011年に戻すと、当時の落合博満監督には中日とヤクルトの差は練習量の差だと言われたが、言い得ている。
・棋士の羽生善治さんが著者で次のように書いている。〜良いパフォーマンスを出せる精神状態というのは、一番はリラックスして楽しんでいる時で、二番は重圧を感じて緊張している時だと。重圧がかかる状態というのは、能力が引き出される時でもあるという。〜重圧を感じる中で良いパフォーマンスを出すには、やはり練習量が重要だとも書かれていた。極限状況の中では練習量が心のよりどころになるのは、どんな世界でも同じのようだ。
練習量といっても、大前提は質の伴う練習ということである。日本は野球界も社会もだらだら時間だけを消費する文化があるので、そこだけは注意である。
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