洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第4章 成長 成長する人、しない人の小さな違い】
[洞察41 鍛えるべきは「体・技・心」]
・「心・技・体」のどれから鍛えていけばいいのだろうか。私は順番が異なると考えている。並べ替えるのなら「体・技・心」の順番になる。もうすこし細かく分類するのなら、「心(半分)・体・技・心(残り半分)」の順番になると思っている。〜最初に来る「心」は志や熱意のことだ。例えば野球選手であれば「野球がうまくなりたい」とか「将来はプロ野球選手になりたい」といった根底にある情熱、熱意のことを指す。
・なぜ「体」が「技」が「心」よりも先に来るのかといえば、技術力や精神力は体力が基本になっているからだ。〜「体」とは簡単に言えば丈夫な体のことである。
この意見には完全同意である。心を優先しがちなスポーツ界ですが、心を鍛えて技術が伸びれば苦労しない、心を鍛えて体力が上がれば苦労しない。
心に走ることは指導者の怠慢だと考える。指導者は、選手の技術と体力を鍛えた後に心の話をするべきではないか。
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