洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第4章 成長する人、しない人の小さな違い】
[洞察43 洞察力の鍛え方]
・この書籍のタイトルにもある「洞察」という言葉を辞書で引いてみると、「鋭い観察力で物事を見通すこと。見抜くこと」とある。
・読者の方にも試してもらいたいのだが、まっすぐに前方の一点を見詰めていても、前方の周辺は視界に入る。たとえボールを追いかけていたとしても、打者走者の進み具合は視野に入るはずなのである。足の遅い打者であったり、一生懸命に走っていないのが見えたりした時には、ゆっくりと捕球してから投げても間に合うという話をした。
・内野手は視界を広く保たなければいけない。特にシュートを守っている時には、視野を広く保とうとしていた。打者はもちろん、セカンドランナーがちょっとした動きを見せた時にも、視界の隅で捉えて置かないといけないからだ。
・こうした感性が仕事につながるのは、どの世界でも同じではないだろうか。〜洞察力につながる感性は、日々の生活の中で養われるはずである。
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