洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第6章 指導 結果を出す指導者の言動】
[洞察60 相談者の利益より大局観を]
[洞察61 兼任コーチの果たす役目]
・そこでまず、兼任コーチになって決めたのが、コーチとして選手に話した内容は担当部門のコーチにも伝えるということだった。
・ところが、教わる側の選手からしてみれば、各部門の担当コーチがいる訳で、教える人間が2人いるということになる。例えば、ある選手のスイングを見て「ヘッドの位置をこうした方が良い」とアドバイスをしたとする。一方で打撃を担当するコーチが、全く反対の指導をすることもあるだろう。
・それでは、選手が困ってしまう。「宮本さんはこう言ったのに、担当コーチは反対のことを言っている。どちらにすればいいのだろう」と頭を悩ます選手もいるだろう。
・中にはそれぞれのコーチの機嫌を損ねないようにと、顔色ばかりを伺って練習する選手も出てくるかもしれない。それでも本末転倒になってしまうし、継続的な指導はできない。
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