洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第7章 組織 勝つ組織の必然性】
[洞察68 勝負事に定石はない]
・選手に緻密な野球を求めた野球監督は、しっかりと考えてプレーしていれば、結果が伴わない場合でも選手を尊重してくれるタイプの上司だった。使われる側としてみれば、普段は厳しいと感じることが多いが、大事な局面では優しさを感じることが多い。厳しいようでいて、優しいのである。
・この話を聞いたとき、原監督は常に「線引き」を意識しているのがと感じた。〜勝負事にこれをやっていれば大丈夫という定石はない。その時の最善の選択肢は何なのか。組織が置かれた状況や時期によっても、答えは変わってくるだろう。〜その時点でのベストを選択することができるか。〜優れた指導者に共通するのは、最善の選択肢を選び続けられるバランス感覚ともいえる。
next:
back:
#野球 #baseball