吉井理人コーチング論 教えないから若手が育つ
吉井理人
【第1章 コーチングの心得】
[解決法を見つけるのは本人]
・パニックに陥って居た当時の僕がやがて出した答えは、「自分で考えること」だった。色々なことを周りから教えてもらったが、投げる「コツ」は自分で探すしかない。
・何らかのコツを掴むという感覚は、突然どこから何かがやってくるようなイメージがあるかもしれないが、それは違う。自分なりに考えて、やって見て、結果をフィードバックして、ああじゃない、こうじゃないと試行錯誤する、思考と実践の積み重ねの先にある。
・人に言われたことだけをやっていては、できたとしても一瞬だけで、自分のものにならない。自分で考えて、汗を流して、初めて血肉になる。〜コーチングではいろいろな言葉をかけるが、それは全て選手が最終的に自主判断するための素材にならなくてはいけない。これが僕のコーチング論の根幹だ。
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