吉井理人コーチング論 教えないから若手が育つ
吉井理人
【第3章 目先でなく、トータル】
[監督(上司)に口を閉ざしてはダメ。意見は必ず伝わる]
・当然ながら、殴り合えとかいうものではない。言葉の意味は「監督がやることに対して『イエス』しか言わないようなコーチはいらない」ということだろう。投手コーチの立場として意見することは、どの監督の時も常にやってきた。それは今後も変わることはない。そうでなければ、コーチとしての存在意義が問われる。
・監督とコーチの関係もしかりで、信頼関係がなければ成り立たない。信頼関係を形成する上でもっとも重要なのは、コミュニケーション、対話である。
信頼関係を気づくためには対話が必要、対話ができないくて一方的にしか話せない指導者は選手からも、指導者同士でも信頼は得られないだろう。そして、信頼を得られない指導者に限って、その原因を周りのせいにしがちである。「選手がダメだ。」「保護者がダメだ。」「指導者がダメだ。」と。
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