吉井理人コーチング論 教えないから若手が育つ
吉井理人
【第3章 目先でなく、トータル】
[失敗を叱るのは論外]
・大学院で学んでからは、選手に怒りをあらわにしたことは一度もない。怒っても関係が悪化するだけで、コーチングにおいてなんの意味もないことだとわかったからだ。〜先程の日本人投手のように、無気力な態度を見せたときは強く叱ってもいいと思うが、それ以外のことで怒ったりしてはいけない。特に失策など、試合中の失敗に対して、怒鳴ったり、叱ったりするのは論外だ。
指導時に怒鳴り声を上げる指導者は指導力が低いという認識を全ての選手・保護者・指導者が共有しましょう。それを知らずに怒鳴り続ける指導者は「何も学んでない」ということになるので速やかに指導者を変えるべきだ。その個人を変えることは難しい。人はそんなにすぐに変われないのだ。選手・保護者ができることは指導者を変えることだ。
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