吉井理人コーチング論 教えないから若手が育つ
吉井理人
【第3章 目先でなく、トータル】
[プレッシャーのかかる場面こそ若手を起用]
・監督・コーチがやるべきことは、むしろ制御する、コントロールすることだ。
・シーズンの序盤、中盤では「Aチーム」を無理に起用するくらいなら、僕は積極的に「Bチーム」の起用を進める。まだ一軍に定着しきれていない投手の飛躍のきっかけにしたいからだ。大量リードされている時に投げる、いわゆる敗戦処理では、接戦の緊張感が得られない。試合が拮抗している場面、プレッシャーがかかる状況で、どんな投球ができるか。良い結果が出れば、大きな自信になる。たとえ結果が悪かったとしても、一軍のマウンドの厳しさを知ることができたのは大きな収穫になる。反省点を材料に成長すればいいのだ。
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