「吉井理人コーチング論」28

吉井理人コーチング論 教えないから若手が育つ

吉井理人

【第4章 「個性」の見極め】

[チームはまず個性ありき]

・野球という競技はチームスポーツなのだが、僕は限りなく個人競技に近いスポーツだと思っている。2人の投手が同時にマウンドに立つことはないし、打席に立つのは常に1人だけ。基本は投手対打者、一対一の戦いだ。それぞれの個性が集まって、そのチームの色をつくっているチームであるべきだ。

強く共感します。

・チームカラーが先にありきで、個々がそれに合わせるのではない。それをはき違えている指導者、コーチは結構多い。個性を消して、まとまって勝とうとしてはいけない。個性をいかんなく発揮し、勝っていくことで、自然とチームがまと待っていくのが理想だ。

・個性を出すためには、個々が自分のことをよく知る必要がある。自分がどういうタイプの投手なのか、強みと弱みを理解しておく。

自己マネジメント管理。自己理解。これを選手にさせることが指導者の仕事。選手の個性を決めることが指導者の仕事ではない。

・その責任は捕手ではなく本人にある。自分のことをわかっていないから、指示任せになる。自分の持ち味を発揮できる配球は何か。それを理解している上で打たれるのなら問題はない。〜もしストレートを投げて打たれたら、自分の強みがまだ通用するレベルではないと悟ることができる。ならば自ずと、さらに速球を磨いたり、変化球の制球を磨いたり、理にかなった努力に向かうというものだ。

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#野球 #baseball #新潟 #柏崎

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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