吉井理人コーチング論 教えないから若手が育つ
吉井理人
【第7章 大谷翔平について】
[まず立ちはだかるのは、時差、温度差、湿度の差]
・大谷は日本でも夏場には疲れが出ていた。体がしぼんだように見えたこともある。人間は体内のエネルギーが減ると、足りない分を筋肉から作りだすから、筋肉量が落ちてしまう。涼しい北海道で、ドーム球場が本拠地でもそうなのだから、メジャーではコンディション調整がより難しくなるだろう。
・僕も、所属したことがあるコロラド・ロッキーズの本拠地は標高約1600メートルの高地にあった。空気が薄く抵抗が少なくなるので、打球がよく飛ぶ。また空気抵抗が少ないと、フォークボールも落ちにくく、打ちごろの球になりやすい。直球が明後日の方向に行ってしまうこともあった。
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