吉井理人コーチング論 教えないから若手が育つ
吉井理人
【終章】
[コーチングに終着点はない]
・自分で考えて、課題を見つけて、解決できる力を身につける。これを選手に促すコーチングが僕のスタイルだと、繰り返してきた。
・前述した仰木さんの言葉と、米大リーグ入りした直後、ニューヨーク・メッツの投手コーチから「君のことは君自身が一番よく知っているのだから、おれに君のことを教えて欲しい」と言われ、驚いたことくらいだ。自分のキャリアは、自分の力で切り開いてきたんだとしか感がていなかった。でも、もしかしたら、僕を指導してくれたコーチの中には、今の僕と同じように選手の自主性を引き出すようなアプローチをしてくれていて、僕が気づいていなかっただけなのかもしれない。
・プロでもアマチュアでも、指導者になるには、専門の勉強が不可欠だと思う。加えて、常に学び続けることが大事だ。
以上で「吉井理人コーチング論」のまとめが終わりました。読み進めていくごとに、吉井さんとの考え方の共通点が多く見つかり、一流のコーチは同じことを考えていることがわかりました。特に、終章の指導者や球界に向けた言葉は、全ての指導者に学んで欲しい考え方でした。「プロもアマチュアも勉強し続けることが大切」私も常に頭の中心においておきたいと思います。みなさんも勉強していきましょう。
#野球 #baseball #新潟 #柏崎 #体修塾