「絶対エース」9

絶対エース育成論

佐藤義則

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【第1章 田中将大 闘将をして“24勝0敗を作らせた男”と言わしめた辣腕の全貌】

[力みのないフォーム]

・だが細かい点で言うと、もう少しゆったりしたフォームで常時150キロを投げられるようになればベストだと思っていた。

・そのためには身体の柔軟性が出てこないといけない。左足が力強くガンガンと踏み込んでいるうちは柔軟性が出てこない。バッターを見ながら、そっと着く感じで体重が上手く移動しながら腰を回転すれば、もっと楽に腕を振ることができるのだが。〜田中の場合、力んだら150キロは出る。でも力まずにコンスタントに150キロ前後でれば、もっと楽に9回を投げ切れる。田中は力任せの150キロ、ダルビッシュは軽くスムースに投げて150キロ。その差は実に大きい。

これも同じ意見である。力感のあるフォームからの150キロより、力感のないフォームからの130キロの方が価値があると考えている。現代のトレーニング論を屈指すれば、超身長で体重をある程度あげれば150キロを投げれる選手は増えてくると考えている。しかし、この時代にも力感のないフォームをマスターしている選手は少ない。価値は、希少性にあると考える私はこの指導を続けていくという意志を示しておく。

#野球 #baseball #新潟 #柏崎

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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