絶対エース育成論
佐藤義則
【第1章 田中将大をして“24勝0敗を作らせた男”と言わしめた辣腕の全貌】
[左ヒザがピッチングの生命線]
・指導でよく「腕を振れ」という言葉を耳にすると思うが、最終的に腕を振るところは、ヒジから先の部分しかない。
・ヒザが極端に曲がったままでは腕を強く振ることができず、ヒザが少し伸びるか伸びないかの時に、腕は最も強く振れる。
・現代時代、左ヒザを意識して投げていたわけではなく、他のピッチャーが投げている時に「あっ、ヒザが開いているからボールが抜けるんだな」と気付き、「俺はヒザを上手く使えているんだ」と思った。〜自然と身についた左ヒザの使い方があったからこそ、私は44歳まで現役で投げ続けられたのかもしれない。
研究でも、踏み込み足の着地のひざの角度からリリース時のひざの角度が大きくなっていると球速が速くなると言うことはわかっている。そのヒザが割れるということはその効果を薄めることは明白である。よって、踏み込み足のヒザは割れてはいけないと私も考える。
#野球 #baseball #新潟 #柏崎