絶対エース育成論
佐藤義則
【第2章 ダルビッシュ有 世界に誇る超本格派右腕と、二人三脚で歩んだ日々】
[10年にひとりの大器]
・プロ1、2年目の時は、着地する左足のステップがいつもバラバラで、1球投げるごとにスパイクで土をならしマウンドの土が掘れることはなかった。だが、身体ができたことによって足がつくようになった。下半身がどっしりしたことでステップが同じ位置に着地できるようになり、スピードも出てコントロールも良くなってきた。
久しぶりに投手をやると、自分のフォームが安定していないので、バランスがいつも乱れる。プロもそうなのだがら、小学生や中学生でフォームを完成させることがどれだけ難しいかは容易に理解できる。逆に言えば、投げることより、同じフォームで投げ続ける感覚を身につけておく必要があるということだろうか。
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