育てる力
栗山英樹
【第1章 部下をどうコーチングするか】
[「自分らしさ」を持っている人間が、一番強い]
・私の課題は、翔平のような…
個人主義に立ち、周りに流されずに自分のスキルに目を向けて成長を続ける。
しかし、日本の野球界は集団主義が多いため、周りに一生懸命練習しない選手がいると「空気を読んで」自分がうまくなることをやめる環境がある。
私は、うまくなりたい選手が本気でうまくなっていいと思える環境を作りたいと考えている。そのためにもモチベーションの低い選手は排除して行きたいと思っている。個人主義で成長したい選手が集まれる場所、下手になる同調圧力を受けない場所を作って行きたい。
・コントロールが効かないほどのエネルギーを湛え、それを…
監督が選手をコントロールしようとすると、選手が監督を超えていくことを許さないというような感じを野球界から受ける。指導の現場を見ていると、選手を下手にしようとしている指導者が多すぎる。
監督、コーチは選手が早く自分を超えていって、さらなる高みに登れるように協力者であるべきだ。決して、無駄な我慢力を鍛えさせる人間ではないことを理解してほしい。
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