甲子園という病
氏原英明
【第三章 松坂大輔と黒田博樹から考える”早熟化”】
・月末に所沢市内でパチンコに興じていたところを…
・”甲子園優勝”という、野球人生のトータルで考えれば大きいか小さのかもわからない目標を達成するために…
[早熟型と晩成型の見極め]
本章で語られている内容な高校生でのお話である。高校生で酷使される選手の多くは早熟型の選手で、中学校時代にシニアやボーイズで身体を酷使している選手が多いように思う。私立の指導者はこのことに気づくべきではないか、自分たちは早熟型の選手を扱っているということを。
話は変わって私は現在、現在小学生〜中学生を一番多く指導させていただいていますが、成長段階の差が激しい時期でもあります。生まれた月によっても同じ学年で体格差はかなりあります。
中学生期に試合に出れるのは早熟型の選手です。晩成型の選手はどうしても控えに周り、練習でも補助のようなことをしていることが多いです。これが野球界の問題点だと思います。
[体修塾のポジション]
・チーム練習でレギュラー陣と練習内容に差がつけられている選手の練習時間の確保してほしい。
・晩成型の選手は早熟型の選手より身体的に大きくなる可能性が高い。
→しかし、晩成型の選手は小学校〜中学校時代に身体が小さいことからバントや進塁打、守備専門のように育成されることが多い。高校3年生ぐらいに身体的に大きくなり、180cmぐらいになったとしても小技しかできない選手が多いことは問題だと考えています。
・結果:育成期(小学生〜中学生)には全員にホームランや遊撃手での華麗な守備を身につけてもらう!身体の大きさで選手の未来を指導者が決めることをしません。
#野球 #baseball #育成 #早熟型 #晩成型