「甲子園という病」6

甲子園という病

氏原英明

【第六章 日本高野連にプレーヤーズ・ファーストの理念はあるのか】

・この数年、“プレーヤーズ・ファースト(あるいはアスリート・ファースト)”という…

・ケガの遠因に幼児期の投げすぎがあると危惧…

・「社団法人・アスリートケア」…

・ひとつは年間のスケジュールが詰まりすぎている…

・もうひとつの問題は、高校野球の大会の多くがトーナメントで行われている…

[甲子園を目指さないという選択]

まず、身体での負担が多いのは人数が少ないチームがトーナメントで勝ち進んだ時である。エースと呼ばれる投手一人で勝ち進むと負荷が偏り、怪我のリスクが上がります。

それ以外の負けているチームでのリスクとしては、人数が少ないにも関わらず毎週末に4試合こなしているチームです。スキルも積み上がらない。さらに、怪我のリスクも上がる。

そこで、甲子園を目指さないという選択肢を持てれば一番良いのですが、そうもならないのでどうしていけば良いのかを考えなければいけない。

・公式戦の数を少なくする。高校野球であれば5月ぐらいから3ヶ月ぐらいリーグ戦を通じて夏の全国大会の予選を行う。夏の大会は「スマートピッチ」を参考に球数制限を設ける。これで、夏の全国大会の価値が下がってくると思うが、それでも勝ちたいチームはチーム運営上、選手を各ポジションに複数人準備することが求められるだろう。

いずれにしても、ある選手に負担が偏ることが無いように野球界を変えていく必要はあると思います。

#野球 #baseball

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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