甲子園という病
氏原英明
【第七章 「楽しさ」を取り戻せ】
・小笠原は中学時代にも全国大会優勝を…
・プレーしている瞬間は微妙なんですよね…
・アップから全員が揃って一緒に整列する…
・結果を出した選手を試合で使うという…
・常に言い続けたのは、身体が小さく…
・しかし、上手くはいかなかった。選手たちは我慢して…
・小倉監督は一つの問題点を指摘する。「高校球児の”心の機械化”」だ…
・一方、勝利だけを目指してきた人は、『俺は昔、こんな努力をして、…
「苦しいことをしないと楽しんではいけない、上手くなっていけない。」と思い込んでいる指導者が多すぎる。上手くない選手が練習をしないで、いつまでも上手くならないのは、スキルトレーナーの責任ではない。モチベーションが維持できないで練習をしない選手は自己管理能力を身につけモチベーション管理を自身でできるようになるか、その種目(仕事)をやめるべきだと考える。
上手くならないからやめる。ではなく、モチベーションが上がらないからやめるというのであればそれは構わないと思う。しかし、日本の野球界は、そのモチベーションを指導者がどんどん奪っている。自分自身のモチベーション維持のために。選手は、あなたの欲求を満たすための道具ではないことを指導者は理解するべきだと考えます。
[成長の段階を理解する]
①理解できていないからできない。
↓
②A理解できているけどできない。
↓
②B理解できていないけどできる。
↓
③理解できているしできる。
①、②Bは努力が必要。しかし、これは肉体的な疲労の代償に得られるわけではない。
②、③は勝手に上手くなる。指導者は時間と場所を提供すれば良い。
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