「甲子園という病」7

甲子園という病

氏原英明

【第七章 「楽しさ」を取り戻せ】

・小笠原は中学時代にも全国大会優勝を…

・プレーしている瞬間は微妙なんですよね…

・アップから全員が揃って一緒に整列する…

・結果を出した選手を試合で使うという…

・常に言い続けたのは、身体が小さく…

・しかし、上手くはいかなかった。選手たちは我慢して…

・小倉監督は一つの問題点を指摘する。「高校球児の”心の機械化”」だ…

・一方、勝利だけを目指してきた人は、『俺は昔、こんな努力をして、…

「苦しいことをしないと楽しんではいけない、上手くなっていけない。」と思い込んでいる指導者が多すぎる。上手くない選手が練習をしないで、いつまでも上手くならないのは、スキルトレーナーの責任ではない。モチベーションが維持できないで練習をしない選手は自己管理能力を身につけモチベーション管理を自身でできるようになるか、その種目(仕事)をやめるべきだと考える。

上手くならないからやめる。ではなく、モチベーションが上がらないからやめるというのであればそれは構わないと思う。しかし、日本の野球界は、そのモチベーションを指導者がどんどん奪っている。自分自身のモチベーション維持のために。選手は、あなたの欲求を満たすための道具ではないことを指導者は理解するべきだと考えます。

[成長の段階を理解する]

①理解できていないからできない。

②A理解できているけどできない。

②B理解できていないけどできる。

③理解できているしできる。

①、②Bは努力が必要。しかし、これは肉体的な疲労の代償に得られるわけではない。

②、③は勝手に上手くなる。指導者は時間と場所を提供すれば良い。

#野球 #baseball

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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