為末大・侍オフィシャルサイト「私のパフォーマンス理論vol.1」
種目に応じた練習最適時間についての構築が求められていると思います。野球界は、平日であれば、部活動で3時間程度練習しているチームがほとんどだと思います。休日であれば、8〜10時間ぐらいが一般的ではないでしょうか。
この練習時間について私が思うことは「長い」こんなにしたくない。指導者も指導に空きそうなぐらい「長い」。モチベーションのない選手と指導者を量産する練習時間の長さだ。
[私の理想の野球練習時間]※アップの時間を覗いたスキルトレーニングの時間
平日1.5〜2時間
休日3時間
週4回10時間前後
週5回12時間前後
為末さんの記事にも上がっているが、心のモチベーションということがスキルアップにはとても大切な要素になってくる。心は消耗品だという考え方です。
私個人も、高校野球が終わった後に大学4年間、心が空っぽになっていたことを覚えています。ですが、空っぽだった4年間があったから今、心が満たされた状態で行動を続けられているのだと思いまし、野球以外のことから学ぶことが多くありました。
大学院での2年間は、人生で一番野球について勉強した期間でした。選手としては、大学4年間で何もしていなかったので、もう一度、身体を戻すことは難しいと考え、現在の「野球スキルトレーナー」という肩書を作る過程を過ごした時期でした。今の礎を気づいた期間でした。
私は、野球をやりながら、この「空っぽ」の期間を過ごすことが理想だと思っています。それが、週10〜12時間の練習時間に収めることが理想となります。
もっと、残念なのは日本の学生は、学校に週35時間ぐらいいなければいけないことです。心のモチベーションが持つわけありません。過去がそうだから、昔がこうだからという前提社会から脱却し、正しい成熟社会になっていくように期待しています。
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#心は消耗品