全て動画を拝見させて頂いた、新潟県で野球を指導させて頂いている一指導者としての意見を述べさせてまとめさせて頂きます。なお、筒香選手は、ビジョンを語っていますが、私は行動を挙げて行きます。理想がないところに変革はありません。しかし、理想だけでも変革は起こりません。行動・DOして行きましょう!
・選手・コーチ・対戦相手へのリスペクト
他者へのリスペクトを生むためには、日本人の考え方マインドセットを変えなければいけないと考えます。多様性を受け入れるという教育が日本には少なすぎると思います。これは、野球界の問題というより、日本の教育の問題が大きいと思います。教育システムが変わるには恐ろしいほど時間がかかることを私は知っていますので、野球チームでそれを実現して行きます。
「共感性を下げながら、凶暴性も下げる教育」=多様性
彼は彼、僕は僕。それぞれ自分の目標に向かって頑張って努力して行こうよ。目標が違うのだからやるメニューも違ってあたり前だし、スキルレベルも違って当たり前だよね。だけど、試合になったら最大限協力して勝ちを目指そうよ!
という感覚が当たり前になることを望みます。
・トーナメント制
体が出来上がったプロ野球選手ですらリーグ戦→小学生がトーナメントで試合をしている
大会数の乱立→勝ち進むと疲労が蓄積する
勝つためにレギュラー陣への疲労が偏る→控えは試合に出てないことになる
連投による肩・肘への影響→U-12 15人中10人が肘に故障を抱えている
大会が乱立しているのであれば、大人が出場する試合を選べばいいだけなので指導者のアップデートが進めば解決します。
上につながる大会以外は、地域でリーグ戦を行えばいいのではないでしょうか?メンバーを全員出場させて、打撃経験や投球・守備経験を多くさせる。練習試合のような形だと、日本は建前の文化なのでレギュラーを出さないことへの申し訳ないと思っている指導者も出てくると思います。そこは、マインドセットを変えなければいけないと思います。
故障の問題は、トレーニングの負荷の問題が大きいと考えています。従来指導者は「全て全力。力を抜くな!」と指導する方が多いと思います。これが、問題の根源だと思っています。私は指導するときに力加減について指導しています。
・子供たちに考えさせる練習
小学生には難しいと思っています。中学校以上であれば、可能だと考えています。指導者のアップデートというよりは、中学生が野球について考える材料を提供できる指導者が求められると思います。そのために、指導者は選手のスキルを正確に認知し、データとして提供することが求められると思います。そして、選手と会話をすることが必要だと考えます。
・高校野球→部活動
甲子園の存在が子供たちのためになっていない。
私もここ数年で甲子園への興味を失っています。「教員になって甲子園に行きたい。」と思っていた10年前が懐かしいです。甲子園だけが選択だと多様性が低すぎますね。変えて行きましょう。そのためのアカデミー、同じ指導者から毎日指導されていると自分の多様性も下がりますよ!
・パワハラ・暴言・罵声問題
これについては、社会の皆さんの方が気づき始めていると思います。罵声や暴言、パワハラをしていまう人は、自分が「無能」であることを他者に伝えようよしているだけなので、周りは気にしなくていいと思います。肝心の本人はそれに気づいていないことが一番の「無能」ではありますが、仕方のないことだと思います。
しかし、私が問題だと感じていることは、「無能」指導者に子供を預けてしまう保護者の方が問題だと思います。もっと言えば選手に問題があります。そのような指導者の元に選手が集まらなければ必然的に淘汰されるはずです。淘汰されずに残っているということは、そこにまだ選手がいるということになります。なので、保護者側がアップデートして行きましょう!
偉そうなことを言うつもりもないですが、筒香選手のコメント力が少し気になりました。言いたいことがあっても伝わらなければ意味がない。選手として素晴らしい。考え方も素晴らしい。行動力もすごい。しかし、伝わないではもったいない。質問に対すて答えている内容が違うことも多くありました。私個人としては、「賢い」野球選手を増やして行きたと考えています。
よし、行動して行こう!明日からまた頑張ります!
#野球
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