どんどん落合理論を自分の中に。
【ミスは叱らない。だが手抜きは叱る】
3割台の打率とは、10回打席に立って6・7回は凡打に打ち取られている。
選手はミスを恐れずにプレーすることが求められる。
①できないことをできるようになるまで努力し
②できるようになったら、その確率を高める工夫をし
③高い確率でできることは、その質をさらに高めていく
【欠点は、直すよりも武器にする】
指導者は、欠点を長所に変える目を持って新人に接していくことが大切なのだ。
「このシュート回転するストレートを武器にする手はないだろうか」
自分が必要性を感じたほうが技術の修得が早いものだ。
【自由にさせることと、好き勝手にすることは違う】
好きにやることには責任が伴う。好き勝手とは違うのだ。
【平均点から一芸を磨け】
「打つ、守る、走る。どれもしっかりと力をつけ、三拍子揃った選手になれるように頑張りなさい。」
一芸に秀でた若者には、いい意味で将来の成長度合いを想像し切れないという魅力がある。スタート時点で使い易いのは、一芸に秀でたタイプよりも平均点を取れるタイプだと感じる。
スーパーサブの座を不動にしていくのも、厳しい競争社会を生き抜いていく方法なのだと思う。
これは、高校野球にのみ使えることではなく。人生を受けていく上で、「他人から評価される」ことに慣れいた方がよいし、どうすれば他人から高い評価が得られるのか考えることは学生時代には大切である。