伊藤光選手の高校時代。

高知県明徳義塾高等学校といてば馬淵監督。その指導力は実績が物語っている。と思っていた。しかし、近年では打力があるチームを作り上げているイメージがない。どちらかというと守備のチームという印象である。

高校野球ドットコム 伊藤光選手

この記事の中にもそれをうかがえる言葉がある。

伊藤選手といえば侍ジャパンにも選出されるほどの選手であり、間違いなく日本トップクラスの素質と能力を持っているといえよう。

光は最初に見たときから「プロに行ける」と思っていました。肩とキャッチボールは図抜けてましたし、足もチームで1・2番を争うくらい速い。だから、練習ではショートを守らせたこともありました。

その反面、バッティングはアッパースイング気味だったのでプロに入っても苦しむとは思っていました。どうしても「遠くに飛ばしたい」という意識が強く、内角低めのボールは滅法強くてよく飛ばしていたから、高校時代は最後までその傾向がなかなか直らなかった。

伊藤選手がどれだけアッパースイングだったのかはわかりませんが、高校時代からそのままのびのびとアッパースイングにしておけばもっと素晴らしい選手になっていたかもしれません。

アッパースイング=悪いと言う認識の指導者に技術指導者として良い者はいない。それぐらで良いのでは。

甲子園に出場できるのは、過去の実績に応じてそれなりの選手が多く入部しているからである。もちろん、その実績を作ることが難しいのだけれどアッパースイング=悪と言ってはいけない。そんな風に感じました。

高校野球界で一流の監督でもこうなのだから、勝つチャンスはいくらでもあることがわかる。

 

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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