人生の勝利者たれ 渡辺元智
chapter.4 考え方のヒント
「準備をしよう」
【球児たちへ】
・同じようなことが野球やそのほかのことにも言える。目標を立てる。これから起こる事を予測する。こういうことが頭に入っていないと、本当の準備はできない。
・この練習はどんなときに役立つのか、それがわかれば、よりしっかりした準備ができる。
【すべての人たちへ】
・ゆとり教育でのんびりと育った先生たちも、ここからは自分の考え方次第でいくらでも変わられるはず。頭の訓練も、体の訓練も、まだまだ十分、間に合う。すべて生き物は、使わない筋肉は衰える。手も足も目も耳もそう。脳だって意識して使わなければ、いざというときに働かない。
・試合でなにが起こりうるのか。それを乗り越えるために、どんなことをしておくべきか。めいっぱい考え、生徒と一緒に準備しよう。
ゆとり教育でのんびりと育った先生ですが、それを頭につけるのがおかしいと思う。ゆとりだろうがベテランだろうが年配だろう子供だろうが脳を使って考えることは共通。
脳を使わないことがどれだけ大変なのかを子供時代に教えるか、それが教育のできることだと思う。「知恵がないと損をする。」でもいいと思う。
とにかく好奇心を持って、常に考えよう。