二遊間の極意 立浪和義
第1章 「立浪流」二遊間の極意
【股を割ってグラブを下げる、名手の捕球姿勢】
・右投げの選手の場合、できるだけ頭を体の右側に置いておく。
・打球が速かったり、バウンドが合わないと、どうしてもグラブを上げてしまう。グラブの基本的な使い方は「下から上」
・捕球したあとはグラブと利き手を体の近くに寄せ、そのあいだに握り替えをする。
高校生の内野手を指導していても、「下から上」にグラブを使える選手が公立高校にはほとんど入ってこないという思いがある。良い選手は皆、私立の強豪高校に流れる。私立ではこれを教えない分相当楽であるし、できないものは基礎を教えてもらえないのでレギュラーにはなれない。
公立では、基礎のない選手が多いためにこのことばかりに時間が取られる。
こんなことしていては、2年半では間に合わない。
そもそも2年半で間に合わそうと言うことが間違えているのかもしれないが。
ぜひ、どの世代でも「下から上」の使い方は徹底してほしい。
そのためのメソッドは体修塾にあります。
「その場ノック」と言うものがあるのですが、小学生から軟式からお願いしたいと思います。
これは、アマチュアの指導者に課せられた使命でもあると思います。
#野球 #守備 #内野手 #二遊間