GRANDSLAM.3 河野 慶
【3つ目の能力は・・・】
GRANDSLAMという漫画について投稿を続けている。今回も3巻より抜粋である。
3つ目の能力は”集中力”。相手の変化に敏感であること−
主人公は、集中力でもって相手投手の微妙な変化に気付き、次に勝負を決めにくると感じ、ウイニングショットをヒットした場面である。
集中力は”心”、空間支点能力とは”技”、多重ベクトル処理能力とは”体”。拳法によって高めてきた心技体の強さが、今ここで結果として顕れているとも書かれていた。
ここで考えなければいけないことは、心技体の”心”とは、従来の考え方ではないということだ。従来の”心”とは、理不尽に耐え、体力的に辛いメニュー、精神的に辛いメニューをこなすことで自然と目に見えない何かを身につけることであった。それが何なのかは指導者も知らないのではあるが、誰も知らない何かを求めて、意味のない時間を消費する事が”心”を鍛えるメニューであった(ちなみに多くの指導者は未だにこんなことを実践している)。
しかし、この漫画の中での”心”とは集中力のことであると書かれている。
ここからは個人的な意見であるが、心技体の心とは「余計なことを考えない力」だと。この漫画でいう所の集中。それを鍛える為にトレーニングは瞑想が一番だと考える。瞑想は毎日5分ほどするだけで済むので、練習時間はほぼ技術練習に費やすべきだ。にも関わらず、練習時間の多くを何かもわからないものにさく日本野球、皆さんはどう思いますか?
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