左バッターを科学する
ベースボール・マガジン社
【第4章 左バッターのメカニズム】
[インサイドアウトとは]
・スイング前半に、主に前の手を使ってグリップをボール方向に出す。この時、グリップは体の近く(インサイド)を通る。スイングの途中から、主に後ろの手を使ってヘッドが下がらないようにバットを前に出す。この時、ヘッドは体の遠く(アウト)を通る。これによって、①スイングスピードが速くなる②ボールにしっかりミートする③バットとボールの軌道が合う④ボールを最後まで見やすくなる⑤スイング時間が短くなってタイミングがとりやすくなる、といったメリットが生まれる。
インサイドアウトのスイングは打撃の大前提。では、どうすればインサイドアウトのスイングができるのかを考えなければいけない。前半部分については私の考えと共通部分が多いです。しかし、後半部分は、真逆です。ここで考えなければいけないことは、フォワードスイングについてはどの打撃理論も共通の考えがあるということ。そして、フォロースイングについては様々な考えがあるということである。
next:「左バッターを科学する」25
back:「左バッターを科学する」23
#野球 #baseball #インサイドアウト