「攻撃的守備の極意」18

攻撃的守備の極意

立浪和義

【第2章 経験して極めた各ポジションの流儀】

[セカンドと外野の連携プレー]

・セカンドを守っていて怖がったプレーが、守備位置の後ろに上がったフライだ。落下地点に入って、捕球の準備をしていると、外野手が迫ってくるのが目に入る時がある。明らかに自分が捕るべきフライにも関わらず、まわりに選手がいると、「ぶつかるんじゃないか?」という恐怖心がどうしても頭をよぎってしまう。

・守っている外野手がどれだけ投げられるのかを常に把握し、カットマンが入る距離を決めることが大事になる。

・このセカンドの動きを、プロでは「トレーラー」と呼ぶ。長打に対するカットプレーはセカンドとショートが常にセットになって、2枚で動く。2枚目に入るトレーラーは、1枚目のカットマンに対して投げる位置やランナーの状況など、指示を出す。

・返球が高すぎる場合は、カットマンはジャンプして無理に捕る必要はない。なぜなら後ろにトレーラーが控えているからだ。

・カットプレーの際にも、カットマンが「的」を作ってあげることもポイントになる。外野からの返球を持つ際は、まずは外野手と正対した姿勢を取る。そして、手を上げて、的を大きく示す。初めから外野手に対して半身になり、スローイングの準備をしている内野手もいるが、こうなると的が小さくなり、外野手は投げにくい。

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#野球 #baseball #守備

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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