野球センスの極意
立浪和義
【第1章 「立浪流」野球センスの極意〜センスの実態・高め方】
[難しい「野球センスの概念」を定義する]
・一致していると思われる概念がある。それは、観戦しているファンやアマチュア・少年野球のプレーヤーたち(現役プロ野球も!?)に、とにかく、「憧れる」「手に入れたい」「格好いい」と思わせるのが、「野球センス」だということだ。
・機転が利いたオシャレさや頭の良さのあるプレーは、体格にあまり頼らずに、攻守両方や判断力に秀でたような選手から生まれがち。
・センス習得法にも配慮を施した。無駄に長い猛特訓の練習や根性トレーニングで仮に精神・体力面にプラスがあったとしても、それは、本書読者が求める野球センスではないだろう。非効率な練習法を推奨したら、それこそ「センスがない」とお叱りを受けそうだ。
指導者の多くは、プロ野球選手になっていない方が多いだろう。そこで、選手に対して「野球センス」を教えられる指導者は、かなり野球を考えている指導者であろう。逆に、現役時代に「野球センス」抜群の選手でも、あまり考えないで野球をしていた選手は良い指導者にもなれないと思っている。
私個人は、中学生まではひたすたこの「野球センス」を磨いて入ればいいと思う。私は、「野球センス」の中には技術も含まれていると考えているので、ひたすら技術練習を根性なしで行って入ればいいと思う。
#野球 #baseball