洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意
宮本慎也
【第1章 一流 一流と二流を分けるもの】
[洞察2 一流は普段の生活から一流]
・高校時代を過ごしたPL学園では、人が嫌がることにも率先して取り組む重要性を教えたれた。基本にあるのは人間としての成長が野球にも必要な目配り、気配りに通じるという考え方だった。
・これを16、17歳の高校生が平然とやる。そこに立浪のすごさがあると思う。普通の高校生は立浪さんが何をやっているのかにも気づかなかった。監督に指摘されて初めてすごいことなのだと思ったのである。
・スコアブックを渡す時には、使うページを開いて渡す。玄関にスリッパを並べるときは、段差のギリギリに揃えてしまうと履きにくいので、少しだけ前に間を開けて並べていた。
こういったことを学べるところはスポーツ集団の良いところではないでしょうか。世の中がどんなにIT化したとしても、そこに他者がいる時代はまだしばらく続くと思いますから。
next:
back:
#野球 #baseball