「絶対エース」19

絶対エース育成論

佐藤義則

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【第2章 ダルビッシュ有 世界に誇る超本格派右腕と二人三脚で歩んだ日々】

[高校野球の指導法について]

・過酷な練習が是か非かなんて議論するのはナンセンスだ。プロ野球選手の全員が、高校野球の過酷な練習を経て、プロの道に入って来ている。高校野球はプロ野球の予備軍とは言わないが、成長期に過酷な練習をすることは精神的にも体力的にも色々な面で必要なことだ。〜人は厳しい時代を経験するからこそ、心が逞しくなるもの。全ての面で守られている教育で、勝負の世界で勝てるわけがない。

今までも野球界が15〜18歳の野球をやりたい選手は皆、高校野球をするしかない状態だから当たり前のことを言っているにすぎない。かつ、勝っている高校の多くは過酷な練習を無意味にしているので、体をボロボロにしているに違いない。体をボロボロにして、心が逞しくなる方法しか知らない高校野球には問題がある。違う方法を模索するべきだ。現に、中学生がメジャーリーグとマイナー契約をして、高校野球をしない方法を選んだ選手もいる。クラブチームに所属して高校野球をしていない選手もいる。そこからプロが出てくると世界が変わるはずだ。

・現在の高校野球を全肯定しているわけではない。高校野球を見ていて感じるのは、あまりにも技術と勝利だけを優先しすぎて、体力強化、基本練習を怠っている。よく勘違いされることだが、プロはハイレベルな練習ばかりやっているように思われがちだが、実はプロの方が基本の反復練習ばかりだ。

少年野球から中学までは、技術に集中していれば良いと考えています。高校野球で体力と基礎練習は大学、社会人、プロ野球で勝負に徹していれば良いと考えています。

・なんでプロに入ってから、カバーはここへ行けとか教えないといけないのか。時間がかかってしょうがない。高校野球でもノックをやるんだろうけど、基本の練習を全く教えていないんじゃないかと疑いたくなることもある。

高校野球の問題点は、高校の教員が指導していることと、モチベーションの差が問題だろう。

#野球 #baseball #新潟 #柏崎

 

 

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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