球数制限とマインドセット

新潟県高校野球連盟が全国に先駆けて公式戦での「球数制限」を発表しました。

「1試合100球」という制限を春の大会から採用するだけなのだが、日本高校野球連盟から反対を受けているようです。

この「球数制限」の話は色々な論点があり、それぞれの論点が違うので話がまとまらないと考えています。

[球数制限の論点]

⑴野球選手の怪我の問題→小学生期から毎週末に試合をしすぎで疲労が蓄積している問題。加えて、昨年度の甲子園、金足農の吉田選手の問題、世界的にみれば「虐待」というようにも言われています。

⑵投球フォームの問題→球数だけを制限することは意味ない派の意見

⑶勝てなくなる問題→エース級が一人しかいない場合はその投手に投球制限がかかった場合に勝てないという理論

多くはこの3つになるのではないかと考えます。

⑴これは、誰も否定はできない問題になってきています。しかし、「高校野球で完全燃焼したい選手に対して、それを奪うことになる」という理論を言っている指導者もまだいます。それこそマインドセットの問題だと思います。そうでないマインドセットを選手に伝える指導者を増やして欲しいです。つまり「高校野球終わっても野球やろうよ!」というマインドを育てて欲しい。草野球でも、社会人企業チームでも、社会人クラブチームでも、大学でもなんでも良いので続けて欲しいです。

私も、大学で軟式野球をやった経験が、今でも野球を続けられている要因だと思います。大学硬式野球をやっていたら、今程クリエイティブに野球を考えられてないと思います。自分自身にマインドセットを変える時間が4年間あったことが、今の自分を造っています。そこは、私が「選手としてはイマイチ」が「最高の指導者」」への道であるという考えにも繋がっています。

⑵これも、間違いない意見だと思います。ですが、どんなに素晴らしいフォームでも数週間で何百球も投げていたら怪我をしないわけがないです。自分で考えればわかると思います。それをマインドコントロールで持って、18歳の高校生に地域ぐるみの期待をプレッシャーに投げさせる。ここで、エースを出さないで負けたら全国からなんと言われるかという監督に対するプレッシャー。これを、全てマインドセットから変えなければいけない大変な事態です。

⑶アマチュア野球は勝た“なくても”良い。というマインドセットを持てるかどうかということだと思います。0-100理論をすぐに持ち出す人は、「野球・スポーツしてるのに勝つなというのか!」ということを言い出すかたがいますが、そんなことはないです。もちろん、勝ちを目指します。しかし、勝ちが全てではないです。

加えて、勝つことが最優先の指導者は、「球数制限」ルールを利用して「耐球作戦」「ファール打ち粘り作戦」を実践することは目に見えています。選手に、ヒットやホームランを打たせる練習より、投手にボールを多く投げさせる練習をするチームは増えます。

そのような指導者は、自分のポジションを表明してくださいね。「私は、耐球作戦をします。それでも良ければチームに来てください」と。SNSで全体の公開することが大切です。選手や保護者の方々も、SNSで指導者の投稿を見てからチームを選ぶべきですよ。練習会で言っていることとは全く違う人間性を持っていることがあります。加えて、SNSをしていない指導者も危ないと思います。そして、遅いと思います。これは価値観の違いになるので深く触れませんが、事前に情報を得ることは何においても大切です。

なので、マインドセットを変える必要があります。選手を守るルール改定が、選手の成長を妨げる結果になったら一番悲しいと思っています。変わりましょう、指導者!

#野球

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導 #新潟CROWN

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