2019/4/13@新潟県のある中学校の隣の野球場
15時から社会人野球選手を個人指導させて頂いていた時の話です。
新潟の田舎の球場ということもあり、グラウンドでの練習は自由な感じでした。社会人野球選手がグラウンドを予約して使っているにも関わらず、小学生らきし少年とお父さんがグラウンド内に入ってきて練習を始めました(実際、この時点で人としてどうなのかと思う方は私と考え方が似ています。)。
私たちもバックネットに向かってティーバッティングをしていたので、外野でのノックだったため、なんの問題もないので何も言わずに練習していただきました。
休憩の時に、その小学生とお父さんの練習内容に目を向けるとひたすた外野ノックを続けていました。しかも、体の小さい小学生が一人でバックホームする練習をしていました。
「あー、肩・肘ぶっ壊れるな…」と思いながら見ていると、送球が逸れてしまいました。それをお父さんは捕球しませんでした。その後、子供が走って取りに来たので、「ダッシュの練習を兼ねているのか…」と思うこともなく、「良い感じに野球嫌い育成練習をしているなー」と思いました。そして、外野の守備位置に戻り、フライやゴロを捕る。これをくり返していました。
その後も、ミスをするとお父さんに怒られ、ミスを怖がってミスをして、お父さんに怒られる現象を繰り返していました。
怒られ続けてきた彼のプレーは、体全体がガッチガチで脱力感が全くなく、野球をすることやアウトを取ることよりエラーをしないためにボールを追っかけているようでした。
寒さも収まり、野球日和だった昨日ですが、悲しい野球の現場を目撃してしまいました。
「まだ、こんな野球が残っているのか…」
私が活動を続けなければいけない理由がまた増えました。このような、お父さんやこんな指導を受ける小学生が一人でも減ることを私は個人的に願います。
だが、そのようなお父さんが、このホームページにたどり着くはずもないことは安易に想像がつきます。
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